イェラン実装予定で大注目! 胡行鍾の4人目をレビューする

新キャラクター・イェランの予告情報で再び注目を集める胡行鍾編成。

ここでこれまで議論されてきた「4人目」についてVer.2.6現在での候補と特徴をまとめてみたいと思います。

とりあえず表にしたものがコチラ。 


1,アルベド:火力はピカイチだが弱点も

まず「4人目」候補として最も有名なのはアルベドだと思います。

唯一の対抗馬はフィッシュルになりますが、上図の通りアルベドの方が熟知+25・武器効果&岩共鳴与ダメ+31有利です。フィッシュルは熟知ののった過負荷感電による1~2万ダメージの上積みという形で対抗してきますが、安定感はアルベドに軍配があがるでしょう。

一方で螺旋攻略という観点からは、アルベドの岩追撃が敵バリアには反応しないため水属性アビスなどに苦戦することになります。

さらに編成全体で遠距離攻撃が一人もいないことからも、フライムや雑魚敵の取りこぼしなどの対応でもタイムロスが生まれがちです。

単純に最大火力を目指すならアルベドですが、螺旋などコンテンツにおける多彩な状況対応能力という部分では他の2人に譲ることになります。


2,フィッシュル:高い火力と対応力を持つバランス型

アルベドとフィッシュルの火力差は先ほど論じた通りです。熟知バフのかかった過負荷感電も馬鹿にできない威力となるので、二者の火力差はそれほど大きなものではありません。

その上でさらに胡行鍾に不足している様々な対応手段を提供できるのがフィッシュルです。

完凸前提とするならば通常攻撃発動に反応して雷追撃を行うため、炎水雷の3元素を高速で付着するという挙動になり高いバリア割り性能を発揮します。過負荷についても胡桃の重撃でどうせ吹っ飛ぶのでマイナス評価になりません。

またフライムや小型の雑魚敵の取りこぼしに対しても遠距離攻撃が有効に働きます。通常に行秋の剣雨とオズの追撃が乗るので、連打しているだけで水雷の2属性感電攻撃になるため死角がありません。

フィッシュルではなく甘雨も良いのではないかと思うかもしれませんが、凍結しないボス敵に対して水・氷元素が同時に付着するとどちらの元素も消失し蒸発・溶解ともに発生しなくなります。また凍結している相手に対して岩元素が接触し氷砕きが発生した場合も同様です。

遺跡守衛などの凍結する大型敵など甘雨がバチクソに機能する場合はありますが、活躍の場は限定されると考えたほうが良いでしょう。一応甘雨を編成した場合はフィッシュルと概ね同様のダメージ期待値になると考えた上で、氷元素が特に活かせる状況のみでの採用になるかと思います。


3,凝光:浸食対策しつつ岩共鳴で底上げ

最後に黄金王獣の螺旋登場で再評価された凝光に関してです。

今後懸念されるシールド対策エネミーや浸食ダメージに対抗するため、金珀試作を高い回転率の元素爆発で回すというコンセプトになります。行秋の回復との大きな違いは全体回復であることで、浸食ダメージへの有効な回答となり得ます。

実際に海染聖遺物秘境で試したところ、凝光のみで十分に浸食ダメージ対策は可能でした。必要によっては冠に治療効果、愛され少女4セットなどさらに回復量を伸ばすポテンシャルもありヒーラー性能としてはかなり高水準であるというのが実感です。

またフィッシュルと同様Hit数の多い岩元素攻撃で対バリア・対遠距離ともにPTに不足している要素を供給できます。

一方で火力への貢献は岩共鳴のみで、熟知バフよりも火力貢献度は控えめです。聖遺物を教官4セットにするという荒業もあり、凝光自身の攻撃は諦めることになりますが有効な方法です。凝光自身の攻撃力も確保しつつだと悠久4セットの結晶獲得バフを狙うというのもあります。

以上から凝光編成の位置づけとしては火力としては妥協しつつ状況対応能力を最大化するものととらえることができます。


まとめ:今後イェランが来るとどうなるか

最後に次回実装キャラであるイェランでどんな環境変化があるか考えてみましょう。

イェランだけで胡桃の蒸発反応を維持できるか、終焉を簡単に起動できるかというのは未知数ですが、仮に理想的に機能するとして想像をしてみましょう。

行秋とイェランの枠が入れ替わるわけですが、まず行秋の武器は一般的に祭礼で元素チャージをブーストしているだけなので終焉を装備するメリットを丸ごと享受できます。遠距離攻撃可能となるのも強いでしょう。

また天賦によって最大50%与ダメージバフというのは全く新規に上乗せできる強化ポイントとなります。これはアルベドの武器効果と岩共鳴合計に匹敵する効果量です。

一方胡イェラン鍾と編成したときに不足している要素は回復と対バリア性能になります。

ここで選択肢となってくるのは、凝光で回復手段を確保しつつ岩共鳴を添えるバランス型か、アルベドでさらに火力を特化する型かではないでしょうか。

もちろん今後の草元素キャラに期待するというのもアリです。アップデートが楽しみですね。

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